| トラブル発生項目 |
発生原因 |
対策 |
| 1)ボルト張力の平均値が規格を外れる |
・ボルトまわり、座金の共まわり |
・軸力計のプレート部 、ボルト座面にチョーク等を塗る |
| ・軸力計の精度不良 |
・精度を点検し、誤差が±3%以下であることを確認する |
| ・ボルトの保管状態に起因する錆等の発生 |
・ボルトの保管は、雨や夜露等の湿気を与えないように保管倉庫等に入れる |
| ・軸力計のウォーミングアップ不足 |
・規定張力までウォーミングアップする |
| 2)締め付け中にピンテールがなめる |
・インナーソケットの磨耗 |
・インナーソケットの交換 |
・ピンテールのはめ込み不良
(特にレンチを連続回転させながらピンテールにはめ込む場合に発生しやすい) |
・レンチを正しく使用する
(ピンテールへのはめ込みは確実に最後まで入れてその後レンチを回転させる) |
| 3)破断後のピンテールがインナーソケットより抜けない |
・インナーソケットの磨耗 |
・インナーソケットの交換 |
| ・ピンテール突出しピン用バネの疲労 |
・バネの交換 |
| 4)締め付け機の回転が遅い、または熱をもつ |
・適正電圧の配線不良 |
・締め付け機の適正電圧の選定(100V,200V) |
| ・カーボンブラシの磨耗 |
・カーボンブラシの交換 |
| ・キャップタイヤコードによる電圧低下 |
・適正なキャップタイヤコードの選定 |
| 5)ボルトまわり、または座金の共まわり |
・部材にペンキが塗られている |
・継手部はボルト締め付け完了後ペンキを塗布する |
| ・1次締め忘れ |
・1次締めは、必ず実施し、その後ナット側にマーキングをする |
| ・ボルト孔のずれのため、傾きの状態でボルトが差し込まれている |
・ボルト孔の補正 |
| ・部材が錆びていない |
・部材を錆びさせる |
| ・部材に水漏れがある |
・雨中の作業及び雨後の作業に注意する |
| ・部材が密着していない(仮締め不完全) |
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| 6)締め付け中のボルトの伸びまたは破断 |
・ボルトまわり、または座金の共まわり |
・5)を参照 |
| 7)締め付け後ナットの回転角度のばらつきが大きい |
・1次締めのばらつきが大きい |
・1次締めも継手部の中央より外側に向け、且つ均一に締める |
| ・ボルトまわり |
・5)を参照 |
| ・ボルト挿入時のねじ部の打痕 |
・ボルトの取り扱いに注意する(ボルト頭部を叩いて挿入しないこと) |
| 8)締め付け後のトルクが検査成績表より小さい(10% 以上 ) |
基本的にはトルクのチェックは不要です |
| ・締め付け順序による影響 |
・締め付け順序は中央部より外側に向けて行う |
| ・トルクレンチの精度不良 |
・トルクレンチの精度確認 |
| ・トルクレンチの回転速度 |
・定量的には規定はないが、一般的に遅いとトルクは小さくまた早ければ大きくなる |
| ・ボルトまたは座金の共まわり |
・5)を参照 |
| ・手動式トルシアレンチを使用した場合 |
・トルクレンチで所定のトルクまで追い締めする |